平成29年度第70回卒業式が挙行されました。

前日までの荒天が一転、穏やかな美しい青空の下
平成29年度第70回卒業式が挙行されました。

３月２日（金）キッセイ文化ホール

吹奏楽部の伴奏により全員で校歌合唱

卒業生316名を代表し、クラス代表への卒業証書授与

保坂美代子学校長式辞

中村一郎同窓会長祝辞

今年度のテーマ「煌」

ご卒業おめでとうございます。
それぞれの未来を煌めかせながら歩んで下さい。

平成二十九年度卒業証書授与式・卒業式　同窓会長祝辞

　ご紹介いただきました美須々ケ丘高校同窓会長の中村でございます。同窓会を代表しましてお祝いの言葉を述べさせていただきます。卒業生の皆さん、本日はご卒業誠におめでとうございます。また、すべての保護者の皆様、今日の良き日を迎えられ心からお喜び申し上げます。さぞかしこの日が待ち遠しかったことでしょう。さらに保坂校長先生をはじめとする教職員の皆様に感謝と御礼を申し上げます。

　本日、晴れの卒業式を迎えた皆さんは、この３年間、本校において、学業に精進するだけでなく、人格の向上など自己鍛錬につとめて来られました。私は、これらの努力、情熱に対して心から敬意を表すると共に、感嘆せずにはいられません。皆さんは今後、ご自身が選ばれた未来に向かって、進学、就職と、それぞれの道を進むことになるわけですが、いずれも皆さんの人生の重大な岐路に直面していると言えます。

　どんな場面に直面しても、この松本美須々ケ丘高校で３年間培ってきたものを十分に発揮し、乗り越えて行くものと信じております。

　何事に対しても、自信を持って、各自が置かれた立場で全力を尽くして奮闘してください。

　高校を卒業しても、まだまだ青春の真っ只中にいます。若さは、人生を育むためのエネルギーです。不屈のチャレンジ精神を持ち、何事にも全力でぶつかり、一生悔いのない、素晴らしい青春を謳歌してください。また、人生には何度か、必ずチャンスが訪れます。そのチャンスを逃すことなく、大海へ乗り出して下さい。臆病になっていては前へ進めません。皆さんの今後の健闘をお祈りいたします ここで私の大好きな努力ということ関しまして皆さんも良くご存知の世界のホームラン王「王貞治さんの名言をお借りしますと「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。勝つための最善の努力は、どんな時もやめてはいけない。逃げたらだめなのです。人生には浮き沈みがつきものだ。いい時もあれば悪い時もある。大切なのは苦しい時、負けている時。つまり、沈んでいる時。沈んでいる瞬間でも続けていく必要があるのが努力」だと説いております。

　世界の発明王「トーマス・エジソン」からのメッセージをご紹介します。
「もちろん、生まれつきの能力の問題もまったく無視はできない。それでもやはり、これはおまけみたいなものだ。絶え間なく、粘り強く努力する。これこそ何よりも重要な資質であり、成功の要といえる。」
先にお話しました王貞治さんの努力ということに関して、表現方法は違いますが、考え方には共通するものがありそうな気がします。

　わが美須々ケ丘高校は新年度から創立一〇九周年を迎えます。「みすずのこころ」が生かされた優秀な学校として発展し続けますことを願うものであります。合わせて同窓会のことも是非忘れずに母校を気軽に訪ねてきてくださることを期待しております。最後に、皆さんは、それぞれ進む道は異なっていますが、何事もプラス思考で積極的に挑んで下さい。本日はご卒業誠におめでとうございます。