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松本美須々ヶ丘高等学校同窓会

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活動報告

平成30年度第71回卒業式が挙行されました。

平成31年3月1日キッセイ文化ホールにて、第71回(平成30年度)卒業式が挙行されました。

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ロビーに展示された各部活の生徒の作品

2019030106.jpgはじめの言葉(工藤哲夫教頭)

2019030107.jpg校歌斉唱

2019030108.jpgクラス代表生徒への卒業証書授与

2019030109.jpg保坂美代子学校長の式辞

2019030110.jpg2019030111.jpg同窓会長小林磨史様の祝辞

2019030112.jpg第2部 生徒の企画による卒業式『紡』

2019030113.jpgこの日の為に力を合わせてきた卒業式実行委員会のあいさつ

2019030114.jpg保護者・職員・在校生に送られて卒業生退場

ご卒業おめでとうございます。
高校を巣立ち、広い世界でいろいろな人と出会い紡いだ糸で、
描いていた夢の実現に向けて歩んでください。

平成30年度卒業証書授与式  同窓会長祝辞

梅の花がほころぶ季節となりました。

アルプスの城下町で過ごした、高校の3年間、いかがでしたでしょうか。卒業生の皆さん。改めまして、本日はご卒業、誠におめでとうございます。ご臨席の保護者の皆様には心よりお祝いを申し上げますと共に、校長先生ならびに諸先生方のご功労に対し、改めて敬意と、感謝を申し上げます。私は、昨年より母校同窓会長を仰せつかりました、小林磨史と申します。もちろん、美須々出身、現役時代は野球部に在籍していました。64歳です。本日は、これから社会に飛び立たれる後輩の皆さんに、どんな、はなむけの言葉をと考えましたが、2つの言葉で励まそうと思います。

1つ目は、『プラス思考』という考え方。

世の中、生きていると周りには、自分より何かとできる人が大勢現れます。私も高校時代、美須々で野球をやりましたが、どうやっても選手層の厚い松商に勝てませんでした。先日、マスターズ甲子園という、全国規模の甲子園球児のOB戦があり、美須々は因縁の松商と1回戦で当たりました。結果は、11対0で現役の時と同じ。ですが、美須々は平均年齢で圧倒的に勝り、ベンチ入り選手の全員野球、私まで打席に立たせていただきました。面白さと声援の大きさでは、美須々が上、何より美須々は、この日のために昔甲子園に出場したユニフォームの復刻版まで作ったのです。経済効果でも美須々が勝っていました。これがプラス思考です。負け惜しみにも近いです。自分サイズの野球、個性あふれるプレー、味方に送る心温まるヤジ。自分の伸びしろの多さを信じること。好きなことを継続しながら、苦手に挑戦する。そんなこともしてみたらいかがでしょうか。

2つ目は、『コミュニケーション能力を磨く』ということです。

知識や知恵は、人が教えてくれますが、世渡りの術は自分で磨いていくしかありません。人と人の間に入り調整していく能力は、誰もができるものではありません。私の周りには美須々の同窓生がたくさんいますが、彼らを見ていて感じることがあります。それは、コミュニケーション能力が高いことです。

人の話を聞いたり、相談に乗ったり、うまいタイミングで自分の意見を言ったり...、ひょっとしたら、これは美須々同窓生のDNAかも知れません。本日卒業された皆さんにも、その能力を感じます。励ましの言葉になったか判りませんが、これからは地方の時代です。私も自然と文化の薫る松本が大好きです。一度は松本を離れることもいいでしょう。遠くにいても故郷に心を寄せていてください。

結びになりますが、皆さんの将来に幸多かれと心から祈念しまして、同窓生を代表してのお祝いの言葉に代えさせていただきます。

本日は、おめでとうございました。

平成31年3月1日

長野県松本美須々ヶ丘高等学校
同窓会長 小林磨史

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